Mr.Childrenを解明し隊

チルオタが語る考察やらなんやら

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渇いたkissは、エグい。さてはこの歌詞に出る男理系だな?

 

渇いたkissにハマったのは実は去年の冬頃。

勿論昔から聴いたことあったし、知っていましたが一目置くようになったのは最近です。

 

渇いたkissは恋人同士がお別れするときの彼氏側の心境を唄った曲なのですが、この彼氏が理系男子というか分析家というか、キャラが立っててすごく好きです。

 


サラリーマンがMr.Childrenの渇いたkissを弾いてみた

 

ようつべにはこれしかないですがヽ(´Д`;)ノ

 

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歌詞

生温い空気がベッドに沈黙を連れてくる
もう うんざりしてるのは僕だって気付いてる
君が最後の答えを口にしてしまう前に
渇いたキスで塞いでしまう
それでなんとか今をしのげればいいのに

いつからか君は取り繕い 不覚にも僕は嘘を見破り
よくあるフォーマットの上 片一方の踵で乗り上げてしまうんだ
誰かが禁断の実摘み取り 再び次の果実が実る
揺るぎのない決心に凍りつく顔
力のない瞳が映すのは僕という過去なんだ

くたびれたスニーカーがベランダで雨に打たれてる
線香花火 はしゃいでた記憶と一緒に
日に焼けたショーツの痕を やたら気にしてたろう
あんなポーズが この胸を
今もかき乱しているとは知らずに
Oh Baby Don't go

ある日君が眠りに就く時 僕の言葉を思い出せばいい
そして自分を責めて 途方に暮れて
切ない夢を見ればいい
とりあえず僕はいつも通り 駆け足で地下鉄に乗り込む
何もなかった顔で 何処吹く風
こんなにも自分を俯瞰で見れる
性格を少し呪うんだ

総ての想いを絶ち切ろうとする度
まとわりつくような胸の痛み
Oh Baby Don't go

ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時
生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ
桃色のケロイドに変わればいい
時々疼きながら
平気な顔をしながら

 

 

 

以下、自己解釈

 

生温い空気がベッドに沈黙を連れてくる
もう うんざりしてるのは僕だって気付いてる
君が最後の答えを口にしてしまう前に
渇いたキスで塞いでしまう
それでなんとか今をしのげればいいのに

事後に気まずい空気が流れている

彼氏は彼女の心が離れていることを悟っている

彼氏はその場しのぎだけれどキスで

別れを切り出しそうな彼女の口を塞ぐ

 

いつからか君は取り繕い 不覚にも僕は嘘を見破り
よくあるフォーマットの上 片一方の踵で乗り上げてしまうんだ
誰かが禁断の実摘み取り 再び次の果実が実る
揺るぎのない決心に凍りつく顔
力のない瞳が映すのは僕という過去なんだ

彼女は嘘で体裁を保ちその嘘を彼氏は見破り

よくある倦怠期→仮面カップルの流れに沿って

別れる未来に進んでいっている。

彼女は好きになってはいけない人と恋に落ちている。

別れる決心をした彼女の瞳には

もう過去の男となった彼氏が映っている

 

※禁断の果実(きんだんのかじつ、Forbidden fruit)とは、それを手にすることができないこと、手にすべきではないこと、あるいは欲しいと思っても手にすることは禁じられていることを知ることにより、かえって魅力が増し、欲望の対象になるもののことをいう。

 

くたびれたスニーカーがベランダで雨に打たれてる
線香花火 はしゃいでた記憶と一緒に
日に焼けたショーツの痕を やたら気にしてたろう
あんなポーズが この胸を
今もかき乱しているとは知らずに
Oh Baby Don't go

彼女と別れたあとの彼氏の部屋。

くたびれたスニーカーの様子と自分を重ね

蘇る彼女に関わる全ての記憶が胸を苦しめる。

 

ある日君が眠りに就く時 僕の言葉を思い出せばいい
そして自分を責めて 途方に暮れて
切ない夢を見ればいい
とりあえず僕はいつも通り 駆け足で地下鉄に乗り込む
何もなかった顔で 何処吹く風
こんなにも自分を俯瞰で見れる
性格を少し呪うんだ

度々僕のことを思い出して、別れを切り出したことを

後悔するがいい、と思い彼女を恨む彼氏。

ただ、思ったよりも辛い別れなはずなのに、

ヘンに大人になってしまった男性は

へっちゃらな顔をしていつも通りの生活をする。

その反面、辛いはずなのに体裁だけはいつも通り

繕える自分を俯瞰でまた見てしまう。

器用なのか不器用なのか、自分が嫌になる男。

 

総ての想いを絶ち切ろうとする度
まとわりつくような胸の痛み
Oh Baby Don't go

ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時
生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ
桃色のケロイドに変わればいい
時々疼きながら
平気な顔をしながら

男性が彼女との思い出を総て

忘れようとするが、そのたびに胸が痛む。

彼女の中でも完全に自分が消えることなく

ケロイドのような傷跡をのこし、時々疼いてほしいと願う男。

 

 

こんな感じです!

めっちゃいい歌じゃないですか?

私もめちゃめちゃ共感できることが多いんですけど、大人あるあるな歌詞だと思うんですよね。渇いたkissって゚(゚´Д`゚)゚

初恋のような熱く夢中な恋愛じゃなくなって、

元カノ、元カレにそうしてきたように電話して、いちゃついて、キスして、エッチして、色々なイベントを過ごして、また別れが近づいて。。。

ただ、やっぱり寂しさには勝てないから別れた時には孤独感を感じ胸が痛む。

大人になったぶん、その苦しみを誰に言うでもなく何食わぬ顔でまたいつもどおりの暮らしが始まる。

よくある失恋ソングって

「会いたくて●える」とか

「だけど悔しいほどあなたが愛しい」とか

主観的表現が多いイメージなんですよ。

対して渇いたkissは俯瞰的に別れの辛さを表現していて、

単純な「好き」とか「忘れられない」という表現がない分、

むしろ余計切なさが増してて秀逸と思います。

 

大人の恋愛ってかんじで、とっても大好きな曲です!

この歌がイイ!て思えたときが大人の階段をのぼったときです。(真顔